洗眼
アトロピン事件で目の大切さを痛感して以来、朝の洗眼を日課にしている。左右それぞれ30秒ずつ。すっかり習慣になり、朝のシャワーの前には洗眼というのが儀式化している。きたる花粉症の季節にも、症状の軽減に役立つのではないかと期待している。
洗眼液は、Optrexというメーカーのものを使っている。日本で愛用していたアイボンに比べると爽快感が足りないのをのぞけば、文句はない。
問題は、洗眼用の容器である。
左がイギリスのもの。右が、アイボンの付属容器。(ずっと使っているので、やや年季が入っている。)
日本製のものは、左右非対称で、内側よりが一番くぼみが深く、外側にいくにつれてカーブが緩くなっている。これを使うと眼窩にびたりとはまる。
イギリスのものは、左右対称で、くぼみが浅い。これで洗眼すると、外側から液がこぼれてくる。いくつかのメーカーのものを見てみたが、どれも形は似たり寄ったりである。
私の顔の凹凸が足りないせいかと思い、とびきり彫りの深い友人に、両方とも試してもらった。イギリス製のものは、容器の外側の端が目の外側ぎりぎりにくるように使うと、かろうじて中の液体がこぼれない。しかし、容器が軟組織にあたって不快だという。日本式のものは、液もこぼれないし、使い心地がいいと言っていた。
彼ほど彫りが深くない人たちは、この容器でどうやって洗眼しているのだろうか。不思議である。
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