発音のクラス–英語の発音1
先週から、English pronunciation: stage 3のクラスに通い始めた。City Litというアダルト・エデュケーション・センターで週1回、19時40分から2時間、10週間のコースである。
stage 3は一番上のグレードである。stage 3を受けるためには、City Litでstages 1と2を修了していなければならない。私は、2001年にstages 1と2のクラスを続けてとったので、5年半のブランクを経てのstage 3である。2001年当時は、stage 3のクラスはなかったのだ。いずれ始まるという話はあったもののなかなか実現せず、いつのまにかチェックするのを忘れてしまっていた。
半年ほど前、ふと思い立ってCity Litのホームページをのぞいてみたら、なんと、stage 3があるではないか。早速面接に行き、その足で申し込みをした。stages 1と2は、いくつかクラスがあるが、stage 3はひとつしかない。定員は12人なので、早く申し込まないとすぐに満員になってしまうのである。
stages 1や2を取った時は、申し込み自体がこんなに簡単にはいかなかった。私が外国人で、イギリスに来てまだ2年目だったからである。アダルト・エデュケーション・センターは教育機関なので、国から補助を受けている。そのため、イギリス人とEU出身者が優先される("home" studentという)。イギリス国籍のある人でも、3年間イギリスを離れていると、home studentではなく、"overseas" student扱いになる。overseas studentは、home studentだけでコースの定員が埋まらなかった場合に限り、home student用の学費で受講できる。どうしてもhome枠に割り込んで受講したければ、home用の3倍の学費を払わなくてはならない。
もっとも講師側も慣れていて、同じコースでいくつかクラスがある場合、空きができそうなクラスを教えてくれ、見学用のパスをくれる。それを持って初回の授業に参加し、次回からは、空いている席にhome studentのかわりとして受講できるようになるわけである。
私はフル・タイムの仕事をしており、すでに英国滞在が3年を超えていることもあり、今回はhome studentとして問題なく登録できた。そうでなければ、ひとつしかないクラスを受講できる可能性は、ほとんどゼロだっただろう。
さて、この発音のクラス、これまでに挑戦してきた数々の英語学習法の中でも、一番学習効果が得られたものである。2001年の半年間、このコースで発音を学習したのが、その後の英語上達の土台になっている。効果がすぐに目に見えてあらわれたわけではなかったが、あの半年がなければ、その後の上達はなかったと思う。
講師は、5年前と同じJ。登録した時は、クラスが始まるまでに復習しておこうと思っていたのだが、なにもしないままに半年経ってしまった。まあ、徐々に思い出すだろう。楽しみである。
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