2007年最後の数時間
早いもので、あっという間に今年最後の日になってしまった。年越しを数時間後に控え、年賀状(年賀メール)も書いていない。友人宅での今夜の年越しパーティに持っていくサラダだけはなんとか作ったものの、お正月料理の準備など、当然していない。(明日の朝はいつもどおり、パンと紅茶である。)部屋はいつも通り散らかっているし、たまった書類仕事は、大掃除の予定と一緒にこのまま年越しである。なんていったって、5時まで普段通りに仕事をしていたのだから。
気がついたら、最後にブログを更新したのは2ヶ月半も前だった。こんなに長いこと放っておくつもりはなかったのだが、9月から立て続けに新しい仕事が始まったり、本業以外の仕事に時間がとられてしまい、なかなかブログまで辿り着けなかった。
9月から、本来の精神科リハビリテーションの業務以外に、2つの異なるクリニックを週に1セッションずつ始めた。どちらも以前から準備していたのだが、偶然に、同じ時期に始めることになった。
10月と11月は、たまたま、論文の投稿や再投稿のための準備が重なった。研究費の申請などというおまけまでついてきた。
12月からは、青天の霹靂で、これまでの仕事に加えて、週に2セッション、Assertive Outreach Service(AOS)の仕事がまわってきた。(このサービスについては、稿を改めて書きます。)ついでに、ひどい風邪もひいた。
新しいことを始めるのは決して嫌いではないが、始める前や始めてすぐの頃につきまとう不安感は嫌いである。慣れるまでの間、精神的疲労が普段の2倍、3倍になるのは、さらに重荷である。そんな調子だったので、毎日仕事が終わる頃には、ものを書くためのエネルギーはどこにも残っていないという状態になってしまった。
不思議なもので、いったん間隔があいてしまうと、書こうかなと思っても、そこから実際に書き始めるまでの閾値がやたらに高くなってしまった。次の週末こそと思っても、週末になるとついつい他のことに目が向いてしまう。(こんな状況なのに、ジムに通い出したり、タンゴを始めたりしたのだから、しょうもないといえばそのとおりなのだが。)
年も変わることだし、やっぱり締めだけはしておこうかと、ようやくコンピュータの前に座っているのである。
この1年間、読んでいただき、どうもありがとうございました。こうして書いていく上で、私自身の知識が増え、理解が深まっていくのは、楽しいことです。また、このブログを通じて知り合った方達と直接あるいはメールを通じて交流できたことも、素晴らしい経験でした。来年もまた、細々とながら、書き続けていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
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