Sunday, January 03, 2010

No more cardboard boxes!

10月25日に今のフラットに引っ越してはやくも2ヶ月ちょっとが過ぎた。今日、最後の段ボール箱を開けた。まだ完全に片付いたわけではないけれど、ほとんどのものが指定席におさまったので、ようやくこのフラットが我が家のような気分になった。

Halifaxが2009年のFirst-time buyer(はじめて不動産を買う人)についてのレポートを発表し、関連記事がBBCとGuardianに載っていた。同じ情報にもとづいた記事なのに、視点がまったく違う(BBC-"'More areas' affordable for first-time buyers" ;Guardian-"First-time home buyers at record low")。

不動産に関する記事なんて、以前はあまり気にも留めなかったのだけれど、いざ自分がFirst-time buyerになってみると、なんとなく気になるのがおかしい。

3日後に締め切りの原稿に取りかかったのはいいけれど、なかなか集中できない。ふだんは苦手な整理整頓ですら、原稿を書くよりは気が楽で、新年の三連休に一気に家の中が片付いてしまったという次第。

Friday, January 01, 2010

Happy New Year 2010

What we call the beginning is often the end

And to make and end is to make a beginning.

The end is where we start from. And every phrase

And sentence that is right (where every word is at home,

Taking its place to support the others,

The word neither diffident nor ostentatious,

An easy commerce of the old and the new,

The common word exact without vulgarity,

The formal word precise but not pedantic,

The complete consort dancing together)

Every phrase and every sentence is an end and a beginning,

Every poem an epitaph. And any action

Is a step to the block, to the fire, down the sea's throat

Or to an illegible stone: and that is where we start.

Little Gidding, TS Eliot

Tuesday, August 11, 2009

Schizo the Movie

 time to changeの夏のキャンペーン用に作られたヴィデオ・クリップのひとつ。YahooやMSN、メジャーな新聞のウェブサイトで流されるそうである。

 さらに詳しく知りたい方は、こちらを。

Sunday, August 02, 2009

Time to Change

 Time to Changeは、精神疾患あるいは精神疾患をもつ人に対する偏見(スティグマ)に対する意識を改めようとするキャンペーン。

 キャンペーンのホームページや、youtubeのTime to Change You Tube channelに、ほかにもたくさん情報やビデオが載っている。

Monday, May 04, 2009

法的に正しい働きかた

 海の向こうでは、医師と労働基準法をめぐっていろいろとあるようだ。 一連の報道の中で「医師が法的に正しく働いた場合」という議員だか誰かの発言を見て、なんとなくつぼにはまってしまった。

 みんながゴールデンウィークで、高速を使って遊びに行っている間も、日本のお医者さんたちは身を粉にして働いているのだろうか。

 海のこちら側で私は、3月末から1-2週おきにLong weekendとなっているので、なんとなく休暇の合間に仕事をしているような気分になっている。

 はじまりは3月末の6連休。2008年度の年度末になっていきなり、年休を持ち越してはいけないというService Directorからのお達しがきたものだから、残っていた5日間(2007年度までは許されていた最大持ち越し日数)を使い切らなければならなくなった。この時期はかなりの人が駆け込みで年休を消化するので、どこも人が少なく、職場は閑散としている。

 新年度になって最初の週は、予定どおり4月3日に年休をとり、3日間、ブリュッセルのタンゴ・フェスティバルに出かけた。その翌週は復活祭で、 金曜から翌週の月曜までのlong weekend。そして、今日はMay Dayでお休み。5月はもう1回Bank Holidayがある(最終月曜はSpring Holiday)ため、また休みになる。

 こんなに休んでばかりいて仕事はどうなっているのだと心配される方もいるだろうが、これでもなんとかなってしまうのである。私がいない間、誰が私の代わりを果たすのかさえきちんと手配しておけば、それですむ。具体的には、コンサルタントの同僚のひとりが、私に代わって、法的に定められたコンサルタントでなければできない業務をやってくれ、一般の臨床業務は、チームの精神科医がカバーしてくれる。書類仕事だけは、残念ながら誰も代わってくれないので、時間をやりくりしてどこかで片付けなければいけない。

 よほどの緊急事態でなければ、休み中に呼ばれることはない。日本で仕事をしていた時の感覚からいうと、「超」のつくほどの緊急性がないと、呼ばれないと思う。実際、これまでに休暇中に呼び出されたことはない。

 休暇の際は、必要であれば患者さんにも留守であることは伝える。「けしからん」という反応を受けたことは、一度もない。ただ、状況に応じて言葉の使い方には気をつけているが。「holidayにいく」とは言わず、「留守にする(I will be away)」とか「休暇でいない(I will be on leave)」ということが多い。もっともこれは、私自身の気分の問題でしかないのだけれど。